- 高卒・未経験におすすめの資格が分かる
- 高卒でも簡単に資格を取る方法が分かる
- 資格以外にも就職や転職の時に有利になる方法
やむを得ない理由で高校を中退した人・高校を卒業したけど就職も進学もしなかった人は全国にたくさんいます。
しかし、”いざ働こう!”と就職活動を始めても「最終学歴が『高卒』だから」という理由だけで、思うようにいかず肩身の狭い思いをしてしまう人もいるのが現実です…
数ある資格の中には高卒者でも取れる国家資格もあり、就職活動の際にも役に立ちます。
今回の記事では、『資格を取るメリット』や『高卒者でも使える資格 6選』、『資格取得のための具体的な方法』を紹介していきます。
目次(見たい場所へジャンプ)
ぶっちゃけ資格がなくても高卒でも就職・転職できる
文部科学省は平成29年5月に「平成29年3月高等学校卒業者の就職状況に関する調査」を発表しました。
この調査によると、
就職希望者 | 就職者数 | 就職決定率 |
約19万人 | 約18万8千人 | 98.0% |
※98%の高卒者が就職しているということです。
つまり…高卒でも就職しやすいです。
http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa01/kousotsu/kekka/k_detail/1385931.htm
正直今の時代は、就職・転職しやすい時代なので、就職してから資格を取る方がおすすめです。
「でも、高卒者は転職に不利でしょ?」と思う人は、高卒の転職に強い転職エージェントに相談して、高卒者を積極採用している企業を紹介してもらいましょう。
- 高卒を採用している優良企業を紹介してくれる
- 紹介する会社は審査を通り抜けた優良企業のみなので、ブラック企業に当たる心配がない
- カウンセリングが一人当たり20時間と長いため、じっくりと相談できる
全体的にまとめると、
”新卒で入った会社を辞めたい…”と思っている人「第二新卒」や、既に卒業はしたものの正規雇用についてない「高卒」にオススメの転職エージェントです。
ウズキャリの詳細が知りたい人は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
高卒が資格を取るメリット
高校を中退・卒業したまま、「最終学歴:高卒」になってしまった人にとっては就職の際に不安要素になってしまいます。
不安をなくすためには、『資格取得』という方法をオススメします。
その中でも高卒者が取れる資格は多くありますし、中には国家資格もあるのでチャレンジしてみてもいいでしょう!
- 努力したことが目に見える形に残る
- 自信に繋がる
- 資格がないと働けない仕事ができる
高卒でも取れる国家資格 3選
取るのが難しい資格が多く、大学を卒業していないと取得できないイメージのある「国家資格」ですが、高卒でも取得可能なものもあります。
高卒おすすめ国家資格①|宅地建物取引主任者
通称「宅建(たっけん)」と呼ばれる資格です。
主に不動産の売買や仲買といった仕事を行う際に必要な資格です。
取得には学歴・年齢などの受験資格が設けられておらず、合格者の中には15歳の少年もいるほど。
資格試験は年に一度だけですが、取得を取る事ができれば宅建業のプロとして活躍できます。
宅地建物取引士の合格率は約15%ですので、難易度が高い資格です。
合格に必要な勉強時間 | 約300時間 |
仕事をしながら勉強する場合の勉強期間 | 約1年 |
仕事をしていない人の勉強期間 | 約3ヶ月 |
高卒おすすめ国家資格②|調理師
国家資格である「調理師免許」は飲食店への就職に有利なだけではありません。
将来、独立開業したい人にもオススメです。
高卒から調理師を目指す場合、
- 調理を目指す学校に行く
- 飲食店で2年間以上働いて調理師国家資格の受験資格を得る
という2通りの方法があります。
高卒おすすめ国家資格③|保育士
待機児童問題などにより、需要が高まり続けているのが保育士です。
子供の保育を担う保育士は、女性の仕事にイメージも強いかと思われますが、今は女性保育士も増えてきています。
ゆえに男女目指せる国家資格です。
高卒で保育士になるには、
- 国家資格である保育試験に合格する
- 保育士試験を取得できる認可校に通い、卒業する
という2通りの方法があります。
高卒でも取れる資格 3選
高卒でも就職に使えるおすすめ資格を3つ挙げています。
資格を取った後も長く働ける資格をメインに紹介しています。
高卒おすすめ資格①|ITパスポート
ITパスポートは基本的にシステム開発・ソフトウェア開発の求人を受ける際に有利な資格です。
プログラマーやITエンジニアを目指す人に受験者が多く、中には高卒で就職した人もいます。
高卒者は、エンジニア経歴が長い人たちには実力で負けてしまうこともありますが、あらかじめ「情報処理技術者資格」なぢ情報処理の基本がわかる資格を取得しておくことによって互角になる可能性も。
また、ITパスポート・情報処理技術者資格のどちらの資格も持っておくことで、重宝される人材になることが可能です。
ITパスポートの合格率は約50%ですので、試験の難易度は低い資格です。
合格に必要な勉強時間 | 約100時間 |
仕事をしながら勉強する場合の勉強期間 | 約3ヶ月 |
仕事をしていない人の勉強期間 | 約1ヶ月 |
高卒おすすめ資格②|介護職員初任研修
2013年4月からスタートした、比較的新しい資格です。
ホームヘルパー2級検定と呼ばれていたのですが、廃止されたため後継の資格として誕生しました。
年齢制限も学歴も関係なく受講が可能なので、高卒でも資格を取得することができます。
この資格はホームヘルパー1級に当たる実習研修のステップアップ過程の最下部になり、ステップアップすることによって最終的には「介護福祉士(国家資格)」も取得することができるようになります。
長い期間働きながらキャリアアップが可能です。
介護福祉士の合格率は約70%なので、難易度は低いです。
合格に必要な勉強時間 | 約200時間 |
仕事をしながら勉強する場合の勉強期間 | 約6ヶ月 |
仕事をしていない人の勉強期間 | 約2ヶ月 |
高卒おすすめ資格③|医療事務
病院や診療所の現場で受付窓口やカルテの管理、診療報酬診断書(レセプト)の作成を行う仕事です。
韓屋の対応に追われる医師や看護師のサポートとして仕事ができる「医療事務」は病院にとって欠かせない存在となっています。
パートやアルバイトだけでなく、正社員んとして働く際にも使用できるので、融通が効きやすい資格でもあります。
合格率は約60%なので、資格試験の難易度は低いです。
合格に必要な勉強時間 | 約200時間 |
仕事をしながら勉強する場合の勉強期間 | 約6ヶ月 |
仕事をしていない人の勉強期間 | 約2ヶ月 |
高卒でも資格を取る具体的な方法
紹介した医療事務や宅建、ITパスポートなど高卒で取れる資格はたくさんあります。
しかし、どうやって資格を得るんでしょうか…
- 資格取得のための専門学校に通う
- 国家資格を通信教育で取る
- 高卒向け就職支援サポートを受ける
の3つのサポートが挙げられます。
方法①|資格取得のための専門学校に通う
高卒者が資格を取るために専門学校に通うのは一つの方法です。
専門学校の先生からしっかりと資格の勉強を教えてもらえるので、早期の資格取得が可能なのがポイントです。
しかし、学校に入学する際には費用などのコスト面が非常に高い点がデメリットになるかもしれません。
方法②|国家資格を通信教育で取る
国家資格を通信制教育で取る方法もあります。
例えば、国家資格の一つとして紹介した「保育士」は短期大学や専門学校の通信課程を受けられます。
高卒者でも書類選考と面接だけを入試資格とする学校もあり、比較的入りやすいのが特徴です。
通信教育のメリットは専門学校に行くよりも費用を抑えられるのに加え、遠隔でも国家資格の取得が可能なのがポイントです。
デメリットは、全てを自らの意思で動かなければいけないことです。
独学が多い通信教育では試験日程や試験試験も自分で調べて日程を決めなければいけない手間がかかります。
方法③|高卒向け就職支援サポートを受ける
自分がどんな仕事に向いていて、どんな資格を取ればいいのか分からない人もいます。
そんな風に迷っている高卒者は高卒者は「高卒者向けの就職支援サポート」を受けるのも一つの方法です。
就職のアドバイスはもちろん、書類添削や面接対策も手厚くサポートしています。
まとめ|高卒で就職・転職を考えているなら…高卒者向けのサポートに相談してみよう!
高卒者が抱えている、少し後ろめたい気持ちや現状を打破したい気持ちを乗り越えるために資格取得はいい方法です!
高卒でも自分の努力次第では資格を取ることができるので、諦めずに自分の可能性を広げてみましょう。
高卒だからといって、
- 正社員になれない
- 就職を諦めなければいけない
なんてことは一切ありません!
自分の進路について悩んでいるのなら、サービス説明を見てみることをオススメします!